Broken Promise 2013 12 1

書名 TIME December 2, 2013
    Broken Promise: Obama's Health Care Debacle

 シリア問題やイラン問題で、迷走を続けるオバマ政権。
実は、内政でも、混乱や迷走があります。
 このように書くと、財政問題かと思うでしょうが、
いわゆる「オバマケア」(医療保険制度改革)でも混乱が続いています。
 この問題は、日本では、あまり報道されていませんが、
混乱に次ぐ混乱、あるいは「また後退」という状態です。
 日本では、アメリカ政府が10月に開設した、
各種保険を比較して購入できるウェブサイトの障害について、
大きく報道されましたが、これは本質的な問題ではないのです。
もっと大きな問題があるのです。
 一体全体、オバマ政権は、どうなってしまったのか。
それを考えると、その原因は、
TIME誌の40ページにあることが正しいかもしれません。
「The President has never surrounded himself with
people who have deep experience in managing government.
-ELAINE KAMARCK, BROOKINGS INSTITUTION」
 知恵ある者よ、
誰か、オバマ氏を助けて!
(注)
surround oneself with ... ・・・に取り囲まれる
Debacle 瓦解、総崩れ

2013年12月1日の産経ニュース電子版には、このようなニュースがありました。

大統領が謝罪と反省と平謝り オバマケアまた後退、従来基準の保険販売認め

 アメリカのメディアによると、
オバマケアが保険の品質の基準を厳しくした結果、
新基準を満たさない保険に加入していた数百万人が、
保険会社から内容見直しに伴う再契約通知を受けている。
 オバマ氏がオバマケア関連法の成立前から繰り返してきた、
「加入中の保険が好みなら継続できる」との説明とそぐわない結果で、
一部の加入者から「保険料が3倍にもなる」
「他に安い保険が見つけられない」などの不満が噴出していた。
・・・・・・・
 オバマ氏はウェブサイトについて、
障害発覚から1週間たった段階でも、
「手直しで修正できる不具合だと考えていた」と認識の甘さを告白し、
インターネットでの保険販売の難しさを「過小評価していた」としている。
(引用、以上)
































































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